開発研究センター

地球環境保全に貢献する
エコ設計を実現
開発研究センター(狭山テクニカルセンター内)は、環境負荷を低減するエコ設計を採用しています。当社の環境保全への貢献を象徴する施設として、新たな計測技術の研究と製品開発に取り組んでいます。
雨水利用システム

「中水道」と呼ばれる雨水を利用したシステムを主にトイレ洗浄に取り入れています。雨水を雨どいで集め、雨水スクリーン桝を通してゴミなどを除去し、建物地下に貯留。溜めた雨水を圧送ポンプでトイレに給水します。給水時に滅菌処理を行い、衛生管理に留意しています。
太陽光発電システム

4階テラス部分に設置した太陽光パネルによる発電システム。
出力15kW、年間約15,000kWhの発電が可能です。
雨水再利用/太陽光発電システムのモニタリング

雨水再利用水の水質を当社製品で監視。
また、太陽光発電システムの電力量の状況をリアルタイムで表示しています。
Low-E 複層ガラス
建物の南面窓に、2枚合わせのガラスに特殊な金属膜をコーティングしたLow-E(低反射)複層ガラスを採用しています。夏と冬の節電に効果を発揮します。
発電機能付き街路灯(LED照明仕様)
太陽電池パネルと風力発電機のハイブリッド型発電機で点灯する街路灯です。太陽電池の最大出力は168W、風力発電機の定格出力は64W(定格風速10m/sec)。
LED電球(白色タイプ)21個を使用しており、消費電力は18.9Wh。1日10時間の点灯で5日分の蓄電容量があります。
屋上緑化

4階テラス部分に107.5㎡の屋上緑化スペースを設け、サカサマンネングサ、コーラルカーペット、キリンソウ、メキシコマンネングサの4種類の植物を育てています。この屋上緑化は屋上の断熱効果を増強し、冷暖房用電力の低減に寄与しています。
リサイクルインターロッキングブロック
お客様駐車場と建物東側の通路の舗装に、「リサイクルインターロッキングブロック」と呼ばれる一般廃棄物溶融スラグを配合した舗装材を使用し、表面の温度上昇を抑えています。
医療関連機器生産棟

医療関連機器生産棟(狭山テクニカルセンター内)は、人工透析に必要な粉末型透析用剤溶解装置の増産及び臨床医療用製品等の新製品開発を目的に2017年10月に完成しました。
自然環境にも配慮し、環境負荷低減技術を取り入れたエコ設計を採用しています。
<医療関連機器生産棟概要>
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建屋概要:延床面積 約3,300m2 鉄骨造 地上4階建
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主な用途:生産ライン、試験評価設備、クリーンルーム
CASBEE Aランク取得
この新生産棟は、医療関連機器の生産性向上と効率的かつ効果的な研究開発を目指すとともに、太陽光発電設備などの環境・省エネルギー機器を採用し、周辺環境との調和を実現しています。
Quality(建築物の環境品質)、Load(建築物の環境負荷)、Load Reduction(建築物の環境負荷低減性)、Built Environment Efficiency(建築物の環境効率)を総合的に評価するシステムであるCASBEE※で埼玉県のAランクを取得しました。
※Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency 建築環境総合性能評価システム
太陽光発電システム

屋上に設置した太陽光パネルによる発電システム。
出力49.5kW、年間48,310kWh(一般家庭の平均年間電力消費量で換算すると約10世帯分)の発電が可能で、CO2削減量は25,771kg-CO2/年になります。
Low-E 複層ガラス
建物の窓には、2枚合わせのガラスに特殊な金属膜をコーティングしたLow-E(低反射)複層ガラスを採用しています。夏と冬の節電に効果を発揮します。
省電力型自動販売機
省電力型(年間消費電力量500kWh以下)の自動販売機を設置しています。