ごあいさつ
平素は格別のご支援、ご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。ここに、2024年度上期(2024年4月1日〜2024年9月30日)における当社グループの事業の概況等をご報告申しあげます。
当上半期におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなど、緩やかな景気回復基調で推移しました。一方で、エネルギー価格や原材料価格の高騰、海外景気の下振れリスク等の影響により先行きは依然として不透明な状況が続いています。
このような環境のもと、当社グループは中期経営計画の最終年度を迎え、製品開発を含む市場別重点施策を進めるとともに、経営基盤の強化に向けた積極的な投資を着実に実行しました。国内では、半導体設備やエネルギー関連を中心とした旺盛な設備投資需要の獲得に注力しました。海外では、主要市場(中国・韓国・台湾)及び重点市場(東南アジア・インド)での販売強化、国家認証の取得などにも継続的に取り組みました。
以上の結果、当上半期の業績は、概ね計画通りに推移し、売上高は8,059百万円(前年同期比5.1%増)となりました。利益面では、新生産棟への集約に伴う移転や海外認証試験などにより売上原価が増加し、さらに人件費や研究開発費の増加、大型展示会への出展もあり販売費及び一般管理費が増加したことで、営業利益は319百万円(前年 同期比41.4%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は262百万円(前年同期比33.1%減)となりました。
2024年12月 東亜ディーケーケー株式会社
代表取締役社長